診察・診療はここから!医師について

医療の人々医師

病院では様々な職種の人たちが働いています。今回はその中から病院の主役・医師について調べてみようと思います。

医師とは

医師について知らない人はほとんどいないと思いますが、医師は実際に患者さんの診察をしたり、手術や薬の処方を行ったりと医師の指示を中心に病院の業務が進んでいきます。

医師が患者さんに問診や診察を行い、看護師や薬剤師などに指示を出す(オーダーする)ことでそれぞれの職種が連携して医師をサポートしていきます。

医師になるには

医学部のある大学へ進学し、6年間という長い課程を修了し、その後医師国家試験に合格する必要があります。合格すると医師免許を取得できます。

しかしこれで晴れて医者としてデビュー出来るのではなく、その後初期臨床研修医として2年以上の臨床研修が義務付けられています。この間に研修医は内科、外科、救急など様々な科を回っていきます。

そうして初期臨床研修が終わると、自分の進む診療科を選ぶことができます。この診療科を選べることを最近知ったのですが、医学部の時点ではどの診療科でも受け持てるように全般的な医療の知識が必要になるので、大変そうです。

ここまでストレートに順調に進んで26歳でお医者さんデビューとなるわけです。

その後病院では後期研修医として3年ほど研修を受けることが多いそうです。私の病院でも研修医として配属されるなどの話を聞くことがあります。

とある病院では後期研修医を終えた頃医者の年収は1000万を超えるようなので、やはり長い医学部での勉強期間と授業料、そして医療を施すことでの責任を考えると、妥当なのかもしれませんね。

SEとの関係

医師は電子カルテを多く使うので、使い勝手や入力効率を求めてくることが多いです。日々の業務で同じような文章を何度も入力するのでテンプレート化してくれとの依頼だったり、この画面からこの画面への操作手順が長いので簡素化できないかなどと相談を受けたりします。また、先生によってはカルテに直接手書きで図を書き込めるようにタッチパネルディスプレイなど特別な機材の導入依頼なども来たりします。

こういった、システムや機材の導入・設定などシステム的に可能かどうか、有用かなどを部署内、または病院全体を巻き込んで導入検討なども行っています。

入職した当初は先生と呼ばれている方なので緊張していましたが、気さくな先生も多く、徐々に慣れていくことができました。もちろん尊敬の意をもって接しています。

病院の稼ぎ頭なので、スムーズに診察・治療行為が行えるように、システム面でバックアップ出来たらうれしいです。