アウトプットのすゝめ

医療情報システム

このブログを続けて5年ぐらいになりますが、その前にもいくつかブログをやっていたりして結構長いことブログなどを続けています。 そのほかにもアプリ開発などもやっていたりして、アウトプット活動をしています。

このブログがきっかけで転職にもつながったので、今回はアウトプットについてお話しさせていただきます。

アウトプットとは

出力と訳される言葉ですが、自分の外に見える形で表現する成果物、創作物というものが私のアウトプットのイメージです。 文字による表現だったり、画像や音楽、体験・経験など色々な表現方法があるかと思います。

その中でもエンジニアとしては、ブログなどの文字としての表現や、アプリとしてリリースするなどの方法があると思われます。 私もこのブログを始めたきっかけとしては、無料でブログを持つことができるというQiitaの記事を見て始めました。 (始めた当初は無料で続けられたんですが、現在では課金されるようになってしまっています。)

メリット

様々なメリットがあると思いますが、私は主に下記のメリットを感じています。

  • 多くの人に自分の考えや知識を表現できる
    ネット上に同じ内容がすでにやられていることもありますが、やっている人はそれぞれ千差万別で環境などの違いにより色々な切口でやってきたことをアウトプットすることで、この人のやり方ではうまくいかなかったけど、別の人だとうまくいったなど誰かの役に立つことが多々あります。
  • 知識や技術の定着
    人に教えるために作業手順を整理したり、言語化することが必要なので自分の中の考えも整理されます。また、記録に残るのでより自分の中の知識として定着しやすくなります。
  • コミュニケーションの向上
    単純に経験や知識として話のネタにもなりますし、伝わりやすい言葉選びなどでボキャブラリーの向上なども期待できると思います。
  • キャリアの向上
    自分の関わっている業務の内容であれば仕事に直接役立ちますし、仕事以外の内容であってもどこかで役たつ場面があったり別のキャリアを築くこともできるかもしれません。
  • 好奇心の充足
    やってみたいことがあっても面倒でやらないことも多いですが、アウトプットの場所があればネタ作りとしてやってみるきっかけの一つになり得ると思います。

アウトプットの方法

エンジニアのアウトプットの方法としては、このブログみたいに学びや経験を発信する方法や、実際にアプリなどの成果物を作ってアプリストアなどに公開するともの、またはOSS(オープンソース)プロジェクトに参加してプログラムをコミットしてフィードバックを得たりなどがあると思います。

またはX(twitter)などのSNSで情報発信を行ったり、勉強会やカンファレンスに参加・登壇することも挙げられます。こういった知識・経験などをまとめてポートフォリを作成して、転職やキャリアアップなどに繋げられると思います。

習慣化

こういったアウトプット活動はなかなか習慣化することが難しいですが、アウトプットのためにはインプットも大切になります。新しい知識を取り入れて自分でも試してみた結果をまとめることもアウトプットになりますし、たくさんアイディアがあればいいですがアウトプットするだけではそのうちネタも無くなってくるかと思います。

あとはモチベーション維持として、公開した反応(いいね)などやコメントを受け取れれば続けようと思いにもなります。 もしくは収益化を狙って少しでも自分の力で稼ぐことができれば、やはり続けられる力になります。

まとめ

エンジニアとして日々業務で何かインプットやアウトプットをしている方も多いと思います。その内容を自分ができる形で外にアウトプットしていくことが大事だと感じました。

自分の経験が誰かを助けることも多くあり、他の誰かと似ているような内容でも人によって書き方や環境の違いなどもありますので、すでにあるような内容でも臆することなく自分の考えとして表現していくことが重要だと思います。